くうの欲求代償の部屋

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落ち着いたのを見計らって、おみやげを・・・・。
と、言ってもフェリー柄の缶に入った飴だけどね。
見た目が可愛かったので、食べ終わった後、くぅの小物入れに使えるなと思って買ったんです。




『飴玉が透きとおってて綺麗〜』

なんとか、機嫌も直った模様ｗ





暫く経った後、一緒に観ようと買って帰ってきた、画集を一緒に見て・・・お、新作、
もう載せてるんだ。
森の絵、きれいだね〜。

暫く一緖に画集を見て、ようやく元に戻ってくれたようです。

・・・・が、しかし、
しかしですよ、もうちょっと挽回しておかないと、後でまたすねそうな気が・・・。
う〜ん、どうしたものか・・・・
そだ、豪華な朝御飯で、さらにご機嫌を取ろう！
さて、今ある材料で何が出来るかな？・・・ごそごそごそ


そして翌朝


くぅ〜、起きといで〜！


でんっ！





『！』

昨日のうちに作っておいたんだ。
え、つくり方？

材料はこんなの





で、実際の材料





最初に卵を2個割って、溶き卵を作ります。





腰が切れるまで、・・・腰って何かって？
卵のドロッとした感じがなるなるまで、って事だよ。
お箸だと時間がかかるので、泡だて器で一気に混ぜるとこんな感じに





さらさらの卵液を作っておいて、これに砂糖を溶かした牛乳を混ぜていくんだけど、この分量が重要なんだよ。
有名なのが、ホテルオークラのレシピなんだけど、帝国ホテルのも美味しいって有名なんだよね。
帝国ホテルレシピは、卵と牛乳が同率って事らしいんだ。
だから、卵の分量がこれ





だいたい、卵1個50ml、それが2個だから約100ｍL。
牛乳をだいたい100mL準備して、これにお砂糖を大さじ1加えて、電子レンジで少しだけ加熱。
人肌までの温かさにして、お砂糖をとかしちゃいます。
加熱しすぎると、混ぜたときに卵固まっちゃうからね。

卵と牛乳を混ぜたら、一度裏ごし。





何故かって？
卵の中の殻座とか、切りきれなかった卵の白身とかを避けとかないと、口当たり悪くなるんだ。
まぁ、やらなくてもいいんだけどね。





ほら、こんなに残ってるでしょ。





後は、パンのみみを切っておいて、濾した液に漬けておくんだ。
昨日の夜のうちにやってて、3時間位・・・寝る前に、裏返して冷蔵庫で1晩寝かせるんだよ。





で、今朝、くぅが起きてくる前に、パンを焼いたんだけどね
まず、フライパンを熱してバターとオリーブオイルを同じ量いれておくんだ。





バターだけでもいいけど、油っこくなるから、半分はオリーブオイルにしてる。

このフライパンで、一晩、液に漬けておいたパンを、ごくごく弱火で焼きます。





片面が焼き固まったら、150度に予熱したオーブンで30分加熱。





で、その間に、カプチーノ作り。
どこの家にもある、ミルクスチーマー付きのマキネッタで、モカ（エスプレッソ）を作ってね
コーヒーが入ったら、ミルクを温めて





勢いよく出てくるスチーマーの蒸気でミルクを泡立てながら温めて、これぐらいの分量の泡を作るんだ。





これを、モカの入ったコップに注いだら、カプチーノの完成。





ちょっと変わり種で、泡の上にグラニュー糖とシナモンパウダーを振ってるんで、スプーンで掬ったらお菓子みたいに食べれるよ。
カプチーノを入れてる間に、トーストがこんな感じに焼け上がるんで、お皿に移して、粉砂糖とシナモンパウダーを振って完成。






・・・って、説明聞いてた？？？







まぁ、冷える前に食べて食べて。







『！！！』


パンじゃないみたいでしょ。
一晩、液に漬けておいたのでパンの中が柔らかくなってるんだよね。
で、プリンみたいな食感になるんだよ・・・ってパンプディングをパンの中で作ってる感じだね。

『・・・・・・（黙々）』

とらないからw
ゆっくりお食べ。







お、全部食べたね。
美味しかった？

・・・コクコク。

そりゃぁ、良かった。
後片付けしてくるね。




くぅ、ちょっと







これプレゼント。
うん？、あぁ、開けてもいいよ。







くぅのエプロンだよ。
前、料理つくるの手伝いたいって言ってたでしょ？
俺のエプロンは大きすぎるしね。




・・・・・・・


え、すぐ着てもいいかって？
そりゃ、くぅのエプロンだもん、着て見せてよ。






『似合ってる？？』

よく似合ってるよ。
今度、一緖に料理つくろうね。